京びんずけ
投稿日:2012年11月13日
びんづけ油と聞くと お相撲さんの大銀杏や 日本髪を結うときに使う
というイメージがあるかと思いますが
時代衣裳おかむらでは 化粧の下地にも お顔用のびんづけをつかいます
たとえば おいらんさんや 舞妓さんの白塗り
まずはびんづけ油をすこし手に取り 手の温かみで柔らかくし
顔と首筋 襟足から背中にかけて 白塗りする部分に薄く全体に伸ばします
髪の毛には 髪の毛用のびんづけをつかいます
変身体験をなさった方は分かると思いますが 日本髪をゆった後の髪は
とてもしっとりします
お顔も つやつやになります
以前 白塗りって お肌が荒れませんか?と聞かれたことがありますが
荒れるどころか 生薬(数種類の薬草)が配合された天然成分の油ですので
かえって お肌の調子は良くなります
わたしは 手荒れがひどいので このびんづけで 手を保護しはじめました
ベタつきませんし いつまでもしっとりしています
ほんの少し付けるだけで とても良く伸びますので かなり長持ちしそうです
手荒れだけでなく 軽い火傷や 虫さされにもよく効きます
(皆さんに効くとは言えませんが)
ミニサイズ 500円から。。。
万能 京びんづけ
お店でも販売しています